2009年05月07日

春まき大根の土作りと施肥の与え方

大根は、1年を通して栽培できる野菜のひとつです。
煮物はもちろん、お味噌汁の具にしてもおいしいですし、大根おろしにしてさっぱりといただいてもいいですね。


せっかく家庭菜園するのですから、葉っぱもおいしくいただきましょう。
春まき、夏まき、秋まき、および冬まきと、いつでも栽培でき、家庭菜園向きの野菜です。


ここでは、「天春」「富美勢」といった、春まき大根の土作りについてご紹介します。


【大根畑の準備と施肥】


★土作り
大根は、耕土が深く、肥沃で排水の良い土を好みます。
土の深いところまで、ぐんぐんと伸びていくからです。
したがって畑は深くまでよく耕し、肥料も土中深くまで入れておくことが大切です。


1.肥料(1平方メートルあたり)
・ピートモス・・・10リットル
・化成肥料・・・200g
・熔成リン肥・・・150g
・苦土石灰・・・100g
以上の肥料を畑全体に平均に散布します。


2.深さ30~40センチメートルの土とよく混ざるように耕します。


3.タネまき床は、幅45センチメートル、高さ10センチメートルの短冊床とし、通路を50~60センチメートルとります。


★追肥
追肥は生育を見ながら、2回目の間引きが済んだあとに行います。
肥料は速効性の化成肥料を、株元に1平方メートルあたり20~30グラムほど散布します。


*春まきの大根の収穫期は、6~7月頃で、タネまき後、およそ80~90日です。
収穫が遅れると、裂根やすが入りやすくなってしまいます。


葉の付け根を切ってみて、断面にすが入っているものは、根もす入りしていると考えられます。



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