2009年05月25日

ニンジン畑の準備と施肥のコツ

最近では、ミニキャロットやベビーキャロットなど、ニンジンもバラエティ豊かになって、さらに食べやすくなってきました。

ニンジンは、冷涼な気候を好み、寒さには比較的頑丈ですが、成長してからの夏の暑さに弱いので一般には夏まきして、小さい状態で夏越しさせます。
秋から冬にかけて収穫するようにします。


家庭菜園では、とかく欲張って密植してしまいがちですが、そうすると根の肥大が悪くなります。
また品質も低下してしまうので、注意しましょう。


【ニンジン畑の準備と施肥】


★土作り
種まきの直前に未熟堆肥を与えると、また根になりやすいので注意が必要です。
畑は、できるだけ早くに完熟堆肥と苦土石灰を畑全面にばらまきし、15~20センチメートルの深さに、よく耕しておきます。


種まきの直前・・・60センチメートル間隔に15センチメートル幅の溝を掘り、元肥として1平方メートルあたり、以下の肥料を施し、土を4~5センチメートルほどかけておきます。覆土したあと、防乾のためにもみがらをかけておくとよいでしょう。
1平方メートルあたりの肥料
・堆肥・・・3キログラム
・化成肥料・・・100g
・過リン酸石灰・・・30g


★追肥
草丈5~6センチのことから、込み合っているところから順に2回ほど間引きします。
また、雑草が苗に負けないように除草にも気を配りましょう。


肥切れすると、根が肥大しませんので、間引き後に、畝間に化成肥料と油かすを畝の長さ1メートル当たりに、大さじ2杯ずつ程度ばらまきます。
くわで軽く耕し、株元に土寄せします。



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