2009年05月16日

カブの土作りと施肥の関わり

カブは、春の七草では「すずな」としてお馴染みの野菜です。
また、カブは古くから庶民の間で広く親しまれ、珍重されてきた野菜です。


カブはプランターでも作ることができ、家庭菜園にお勧めの野菜といえるでしょう。
冷涼な気候を好みます。


低温には強いのですが、高温と乾燥には弱いので注意します。
乾きすぎるようなときには、水遣りをこまめにするとやわらかくておいしいカブができます。


カブは、はじめに葉がよく育ち、あとから根が肥大していきます。
根が太くなったら、順次収穫していきましょう。


関西でよくつくられている「天王寺カブ」や「聖護院カブ」が家庭菜園でも有名です。
そのほか、関西では「赤カブ」もよく作られます。


一方、関東では「金町子カブ」という、ヨーロッパ系のカブがよく作られています。


【カブ畑の準備と施肥】


★土作り
土はこれといって選びません。
沖積土や砂目がかった土のところでは、肌がきれいで、品質の良いものができます。


1.カブの根は、はじめは深く縦に伸び、それから地表部に横へ向かって広がる性質があります。
  そのため、土が固く締まっていると、根が肥大できません。
  栽培する畑はあらかじめ、石灰をまき、よく耕しておくことが大切です。


2.元肥(1平方メートルあたり)を畑全面に施し、土とよく混ぜ合わせておきます。
・完熟堆肥・・・バケツ1杯
・油かす・・・2握り
・化成肥料・・・2握り


★追肥と土寄せ
カブはていねいに間引きをして育てます。
2回目と3回目の間引きのあとに、化成肥料を1平方メートルあたり1握り程度やり、土寄せをします。

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